山田映画の50年

    最近気づいたこと

    「寅さん」がすごいってこと



    子どもの頃お正月や夏休みに父が連れて行ってくれる映画と言えば「寅さん」

    子ども心に
    「また寅さん東映まんが祭りが観たいよ。
    もっと小洒落た洋画が観たいよぉ。
    と不満たらたらでした。

    年末年始WOWOWで寅さん映画全作品放送をやっていました。
    眼にする機会も多く、ついつい観てしまいました。

    久しぶりに観る寅さんに、なぜだかとても癒されました。

    タコ社長と取っ組み合いをしたり
    おいちゃん、おばちゃんを心配させたり
    お茶の間の何気ない会話が、人間が生きていく上での本質的な問題だったり

    寅さん観て「なんか良いなぁ。この感じ」と思うようになるなんて
    そういう歳になったってことですかね・・・私も。

    NHK BSプレミアムで、「HV特集 山田洋二50年の時が過ぎて」という番組をやっていました。
    昨年、監督生活50年を迎えた山田洋次監督の作品を時代とともに振り返るドキュメンタリーです。

    NHKのスタッフは、山田作品による同時代史を試みたようです。

    間もなくシリーズ第3作が公開になる「3丁目の夕日」
    第1作を見た時に得も言われぬ違和感を感じ途中でギブアップしてしまいました。
    「私の生きていた昭和はこんなんじゃない」という違和感でした。

    東京と地方の違いかな・・・。

    子どもの頃に観た忘れられない光景が二つ

    川の上に立つ家々と大学に突っ込んだファントム

    私が物心ついた時は、福岡にはまだ米軍基地がありました。
    そこへ着陸しようとした米空軍のRF-4Cファントム偵察機が、
    建設中の九州大学大型電算センターに墜落するという事故が発生。

    その事故現場を観に行ったことは鮮明に憶えています。

    「3丁目の夕日」の頃は、私にとってまだまだ戦争の影と貧しさを引きずっていた時代という記憶です。

    ドキュメンタリーで紹介された「家族」や「故郷」「同胞」など、山田監督の断片
    それら作品に映し出された当時の庶民の姿に
    「ああ、これが私の昭和だ・・・」とこみ上げてくるものがありました。
    作りもので無い、リアリティがありました。


    「時代を切り取るつもりで映画を作っていたのではなく、その時その時で描きたいものを撮ってた」と話す山田監督。
    しかし、それが結果として見事に時代を切り取っていたのですね。


    山田作品はほとんど観ているのに、今頃気づいてごめんなさい。

    Date: 2012.01.17 Category: ミュージカル・演劇・映画  Comments (0) Trackbacks (0)

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    様々なジャンルの舞台(はまって50年)から、
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    いくつになっても、自らのイマジネーションの泉を枯らさないために、ブログを書いています。

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