「ZORRO」3月6日報告 「3人の関係」その1

    ですね。

    ですよ。

    今日は休みなんですけど、
    打ち合わせが入っていまして、
    午後2時間ばかり職場に行かなくてはなりません。

    「入ってまして」ってのは不正確。
    自分で入れてしまったんです。

    はい、自業自得ってやつです。
    前にもあったなぁ。
    休みの日に研修入れたことが・・・デジャブだ。

    息子が虎視眈々とPCを狙っているので、
    職場に出かける前に少し書いておこうと思います。

    あっ。
    それから、前記事のタイトル
    お気づきの方も多いと思いますが、
    刑事コロンボシリーズのパクリです。

    4THシーズンの第一弾作品。
    コロンボの「しつこさ」が楽しめる、味わい深い作品です。


    名古屋の7つのポイントから導きたかったのはこの5つの答え

    Ⅰ)国を出た時点で、ディエゴはラモンの辛い心情について理解していたのか

    Ⅱ)ディエゴはなぜ国を捨てたのか

    Ⅲ)カリフォルニアに戻って来て、ラモンと接しながらディエゴは何を考えていたのか

    Ⅳ)そしてラモン死す時、ディエゴは、ラモンは何を思ったのか。

    Ⅴ)ルイサに歩み寄ったディエゴの心情は?


    すこしずつひも解いて行きましょう。

    今回、急な名古屋行きにもかかわらず、とても良い席で観ることができました。
    双眼鏡を使わなくても表情が良く見えました。
    マチネが7列目少し上手よりのあたり
    ソワレが5列目少し下手よりのあたり
    チケットを確保していただいたアンサンブル様のおかげです。

    ①冒頭の子どもジプシー芝居の時の、マサリート&カズリートの視線と表情をしっかりと確認すること。


    子どもたちの芝居が始まった時、マサリートもカズリートもにこやかな表情でそれを観ています。
    しかし、リトルルイサにリトルラモンが責められるあたりで、先にカズリートの表情が曇ります。
    マサリートはまだ優しい表情のまま。
    そして、これは東京の後半の方で気づいたのですが、
    リトルディエゴが父に
    「ごめん、僕が悪かったんだ。」と言う前に
    振り向いて後ろにいるマサリートの方をみて、マサリートににっこり頷いてから
    再び振り向き父に「ごめん、僕が悪かったんだ」と言うのです。

    それはあたかも
    「そうだよね。僕は、こう言った方がいいんだよね。その方が、パパは喜ぶんだよね。」
    と確認しているように、私には見えました。

    「どうだ、健気なもんじゃないか」と父
    息子たちの複雑な心情には気づきません。

    「時にはもっと謙虚にならなくちゃいかん」と父に言われ
    「いつだってあいつをひいきする」と地団太を踏み、駆け出すリトルラモン。

    その時、マサリートはとても哀しい目でリトルラモンを見送ります。
    初めて兄の苦しみに気づいた瞬間です。

    そしてカズリートは憎しみさえ宿った目でマサリートを見る。
    ほんの一瞬、睨みあうマサリートとカズリート。

    すぐにカズリートは視線をそらし、リトルラモンを追って幕の中へ。
    カズリートの目は、怒りと憎しみをたたえてまま。

    それを不安な目で見送るマサリートですが、
    虎退治に出かけるリトルディエゴとリトルルイサの姿を見て、
    再び笑顔に戻る。

    この一連の流れから私は
    Ⅰ)国を出た時点で、ディエゴはラモンの辛い心情について理解していたのか
    という命題に対して、以下の推察をしました。

    思春期のディエゴはラモンの辛い心情について、心の片隅で気づいてはいた。
    しかし、ラモンの苦しみがそれほど深いものだとは、わからなかった。
    それは、父から無条件に愛され、無邪気で自由な心を生まれ持ったディエゴには、
    ルールを守ってまじめに努力するしか愛される道の無かったラモンの心情は
    理解しにくいからです。
    ラモン気質の私がディエゴを理解しにくいのと同じです。
    ディエゴを理解するまでに、相当な努力が必要でした。
    (ほら、ここでも努力しちゃっているでしょ?)

    ここで、卯多様がおっしゃっている「階級社会」という背景を重ねると
    よりいっそう二人の違いが鮮明に見えて来ます。

    子ども時代からあきらからにルイサはディエゴを贔屓しているし、ラモンを見下しています。
    「家族でも無いくせに」というセリフが象徴的

    ルイサは父の死に狼狽するディエゴに
    「何ができるかじゃない。大事なのはあなたの出、あなたの生まれよ」
    「それでもあなたは彼の息子」

    これは、裏返せば
    「ラモンはあなたと同じ出、生まれでは無い」
    「ラモンは彼の息子では無い」
    と言っているのです。

    しかも、ルイサはこれでもか、これでもかとラモンを追い詰めます。
    ラモンがルイサに対して逆上する時、ルイサの言葉の中に必ずラモンに対する蔑みが含まれています。

    「子どものころからあなたは嫌われ者だった」

    これは、残酷だよルイサ。

    「子どものころから私はあなたが嫌いだった」じゃなく
    「あなたは嫌われ者だった」とは。

    皆から嫌われていたという意味ですよね。
    村人からも、ディエゴからも、父からも・・・。

    しかし、実際のディエゴは素直にラモンを兄として慕い、愛していたのだと思います。

    その件については、また次の機会に。
    Date: 2011.03.07 Category: ZORRO  Comments (0) Trackbacks (0)

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    様々なジャンルの舞台(はまって50年)から、
    日々の活力をもらっています。

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