リピートの功罪

    一度観てしまった人は、また見たくなる

    「ZORRO」はそんな魔力を持った作品です。

    先日の剛くん誕生日OFF会でお会いした坂本さん以外のメンバーファンの方々も、
    「ZORRO」を観たという方がたくさんいらっしゃいました。

    「すごく楽しくて、一度観たらまた観たくなって、
    ぽちっとしちゃいました~。もう一回観に行きます!」
    と、おっしゃっていました。

    今回坂本ファンでもVファンでも無い方
    ミュージカルを観るのも初めてという方々にも、
    チケットをお譲りしましたが、
    皆さん、「とても楽しかった。」と満足していただいています。

    作品そのものに心を揺さぶる力がみなぎっているのだと思います。

    リピートしていると、どうしても坂本さんの細かい変化に敏感になります。
    3カ月ものロングランが、坂本さんにとって未踏の世界ゆえです。

    「今日の声の調子はどうかしら・・・」
    「体調は大丈夫かしら・・・」とそんなことが気になって

    やれ、声の伸びが今一つだの
    高音がガサついているだの

    そんなことに気持ちがとらわれ、一喜一憂している自分に気づきます。

    自分の中でベストの日(私の場合は1月23日でした。)に出会ってしまうと
    いつもその日と比べて、相対的な評価をしてしまう。

    10点満点で、最低でも9点はクリアしているのに、
    今日は9.2とか、この前は9.6とか・・・
    そんな、わずかな差異を論じることに、意味があるのかな?

    そんな姿勢で客席に座るのは、本来のこの舞台の楽しみ方ではないのではないか?

    最近、そんなことを考えるようになりました。

    リピーター同士で話をしていると、どうしても微に入り細を穿つ話題になります。

    それは、それで楽しい。
    ものすごく楽しい。
    なんだかんだ言って、最後は「坂本昌行が大好き」にたどり着くのですから。

    でも、1度しか見ていない方々や初めて坂本さんを観た方々の
    観劇後の表情を見、感想をうかがったりすると、

    その純粋な感動に、はっと気付かされることが多いのです。

    私は何かを忘れているのではないかと・・・。

    だから、これからは坂本さんのこまかいチェックは止めにしよう。
    この作品のすべてを、エネルギーを、体全体で受けとめよう。

    そう思い、日比谷に向かいました。


    今日2月21日のマチネに行ってきました。


    先程我さんのブログをのぞいたら、もう更新されていました。
    今日を含めて東京はあと10ステージだそうです。
    今日がもう終わってしまったので、残り9ステージ。
    ついにカウントダウンですね。

    えっと、それでもいつものチェックポイントはクリアしておかないとね。

    懺悔のお言葉は
    「ロウソクの大きさは重要ですか?」
    「8時・・・15分です。」
    でした。

    フィエスタ恒例 ラモン様とドラちゃんの掛け合いは・・・
    今日は無かった。
    なぜならば、ドラちゃん、今日はラモンのみならずリトルラモンも連れ出して一緒に3人で踊ったからです。
    リトルラモンくんとドラちゃん、「打ち合わせしてたんじゃないの?」という位、息がぴったりで
    ラモン様たじたじ・・・・
    それで、声も出なかった・・・って感じでした。

    フィエスタと言えば、坂本さん・・・

    細かい所は気にしないことにしたので、本編は今日も
    「すてきだった」とざっくり言っておきますが、

    フィエスタは・・・

    どうひいき目に見ても、

    顔が疲れてる

    中央に立って挨拶する時や自分が踊る時は目に力があるのに、
    フィエスタで他のメンバーが踊っている時は、目に力が無い。

    前髪が伸びて目にかかるのが鬱陶しかったのか、
    手でかきあげたら、汗でぺっとりくっついて、オールバックみたいになっちゃって
    「うひょ~、その顔はマズイだろ」状態になってました。

    相当来てるんですね。
    疲れが。
    それでも、本編でそれを感じさせないのは、気力が勝っているからでしょうか。
    だったら、フィエスタでもそんな顔しちゃ駄目だよ。
    カーテンコールとは言え、この作品の大事なパートなんだから。

    ロングランがいくら未踏の地だと言ったって、
    ミュージカル界では普通のことなんだから、
    しっかりやってよ

    大好きだけど、甘やかさないよ。

    大好きだから、何度だって千尋の谷に突き落とすよ。

    それが、ミュージカルスターへの道

    あなたが選んだ道なのだから。



    坂本さんの細かいことにとらわれないと決めて観た今日は、

    これまでとは一味違う新鮮な感動がありました。

    久しぶりに観た島田イネスの
    いっさいブレない歌唱力と魔力を秘めた目
    母を思わせる深い愛

    何度見ても、初々しく可愛い我ガルシア

    二人の組み合わせを観たのは、今日が初めてでしたが、
    いいですね。

    叱咤のシーンはもちろんですが、「もう一杯」でもなぜか泣いてしまいました。
    懐の深いイネスに身をゆだねるガルシアがとてつもなく可愛いからこそ、何だか哀しくなって。

    群舞やコーラスなど鳥肌がたったシーンも数知れず・・・。
    アンサンブルさん、一人一人の表情をできるだけつぶさに観ようとしていたら、
    押し寄せてくる気迫に体を持っていかれそうな感覚に襲われました。

    ラモンが父に子守唄を歌うシーンでは
    これまでの狂おしさに加え、悲しみの表現も深まり、
    涙が止まりませんでした。

    このシーンの前の、SONIAさんと福田さんの「ラモンの子守唄」大好きです。
    低音の魅力をいかんなく発揮するお二人のハーモニー
    いつも素敵なのですが、今日はことに胸に沁みました。
    だからこそ、次のラモンと総督のシーンも深みが増したのだと思います。

    最後のディエゴとラモンのシーンも初めて泣きました。

    つむつむ様の涙栓落しがうつったのかな

    私も今日は冒頭から涙腺がかなりあやしかったです。
    最初のジプシーたちの登場で、ウルウルしました。

    「フリーダム」で洞窟へ走るルイサとそれを見送るイネスにも泣いてました。
    恋敵なのにも関わらず、強い信念を持って生きるルイサを応援せずにはいられない、
    イネスの心意気(ジプシー魂とも言えるのかもしれませんが)
    この時イネスはすでに、「ディエゴをあきらめよう」と自分に言い聞かせていたのだと思います。
    島田イネスも池田イネスも、このシーンは実に見事。
    何とも表現しがたい複雑な表情をして、ルイサを見送り
    次の瞬間リーダーの顔になる。

    身震いするほど、いい女です。

    嗚呼、女って結局そうなんだなぁ。

    鈍感な女が幸せになれて
    敏感で繊細な女は幸せにはなれない。

    そしてヒロインはいつも鈍感だと相場が決まっている。(ほぼ、負け惜しみ)


    今日は、XBの下手ほぼ壁際でしたので、スピーカーの真横

    スピーカーに近いと、息遣いも聞こえるんですよ。

    総督の死をルイサから聞かされたディエゴの動揺する息遣いや
    牢に入れられ「ホープ(リプリース)」の哀しい息遣い
    ラモンとフェンシングの死闘を繰り広げた後の激しい息遣い

    これは、いろいろな意味で、ドキドキします。

    息遣いを拾うだけならいいのですが、雑音も拾ってしまうので、そこはちょっとね・・・


    フェンシングシーンは、ますますスピード感が増し、
    剣さばきも美しく、うっとりしました。

    >るる様

    今日はしっかり焚火担当さんの動きを確認しました。
    最近焚火担当さん、表情もジプシーっぽくなってきて
    芝居してませんか?
    今日なんか女性の肩に手を回したりしてました。

    観終わった後、N様と一番最初に話題になったのは焚火担当さんのこと
    「舞台に立つことが、クセになっちゃうんじゃない?」と。

    ほんとに端っこの端っこでしたので、今まで見えない角度も見えました。

    今まで確認できなかった「バイラメ」で一度幕に巻かれて、
    老ジプシーと入れ替わった後、ディエゴが再登場するところ。
    いつも気が付いたらパッと出てくるので、不思議だったのですが・・・。
    そこの部分を今日はしっかり見つけることが出来ました。

    「へ~、こういう風にしてたんだぁ」と。

    一瞬にして入れ替わるとか、隠れながら移動して突然出てくるとか
    タイミング命の場面がとても多く、大変ですよね。

    きっと後ろで走り回っているんでしょうね。

    早着替えは専売特許とはいえ、いろいろな所から出たり入ったり
    お疲れ様です。

    明日は休演日前の2回公演。
    最後まで、このペースで。

    東京千秋楽

    見届けに行くからね。

    Date: 2011.02.21 Category: ZORRO  Comments (2) Trackbacks (0)

    この記事へのコメント:

    -

    Date2011.02.22 (火) 20:47:26

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

    -

    Date2011.02.22 (火) 18:10:09

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

    管理人のみ通知 :

    トラックバック:


    電力使用状況&電気予報
    記念日カウントダウン!
    プロフィール

    ぽん

    Author:ぽん
    V6(ファンになって14年目)と
    ウルトラ(ファンになって49年)と
    ディズニーリゾート
    (足を運び始めて22年)
    様々なジャンルの舞台(はまって50年)から、
    日々の活力をもらっています。

    これらに共通するのは、「イマジネーションを喚起する一期一会の出会い」があることです。

    いくつになっても、自らのイマジネーションの泉を枯らさないために、ブログを書いています。

    フリーエリア
    バナー貼るのが遅くなってごめんなさい。 何度も失敗して、やっと貼れました。 「ボーイ フロム オズ」日本版キャスト盤CD発売に向けて多くの方の賛同を募っています。 ご協力お願いします!
    最新記事
    最新コメント
    カレンダー
    09 | 2017/10 | 11
    1 2 3 4 5 6 7
    8 9 10 11 12 13 14
    15 16 17 18 19 20 21
    22 23 24 25 26 27 28
    29 30 31 - - - -
    HS月別アーカイブ
    カテゴリ
    最新トラックバック
    FC2カウンター
    リンク
    お天気BOX









    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    QRコード
    QRコード