隠しきれない美しさ

    >TRISTAR777様

    初めまして。
    コメントいただきありがとうございます。

    実は、私TRISTAR777様のサイトに時々伺っています。

    今年に入り、友人に「すごいサイトがあるよ」と教えてもらったのが、
    TRISTAR777様のブログでした。

    友人は、そちらにも時々書き込みさせていただいているようです。(gで始まるHN)

    逆さ眼鏡ミッションの分析など、切り口の新鮮さと洞察の深さにいつも感服しています。

    コメントをいただき、嬉しい驚きと共にご縁を感じた次第です。

    >金閣寺を見に行こうかどうしようか迷っているので

    そうですか。

    私はかつて、迷っているうちに「IZO」を見逃し、後に激しく後悔した経験があります。
    「荒神」を観て、初舞台の粗削りさはあったものの、森田さんは十分に魅力的だったのですが、
    作品が今一つピンと来なくて、「IZO」は見送りました。
    坂本さんの「ネバゴナ」と時期が重なったため、経済的に苦しかったことも大きな理由です。

    しかし、後日「IZO」DVDを観て、「これを見逃したなんて、一生の不覚」と地団駄踏みました。

    それ以来、「森田剛の舞台は、どんなことがあっても必ず観る」と心に決めた次第です。
    今回も時間的にも経済的にも厳しい中ではありましたが、観に行くことができ
    「あの決意は間違いではなかった」と確信しました。


    >劇中での森田さんの体の使い方(敢えて歪めた様に使っている)という切り口からの感想が興味深かったです。森田さんは、普段のコンサート等では使わないような特殊な使い方、体を小さく押し込めるような使い方をこの舞台ではしているみたいですね。観劇後の感想を書かれているブログを回ってみると「痛いような、重苦しいものをずっと感じた」と書かれている方を比較的多く見ました。それ故に、溝口を救いたいという感想にも繋がっていくようですが。

    観劇前は予備知識を入れたくなくて、他の方の「金閣寺」感想はほとんど読んでいませんでした。
    同じように感じていた方が、少なからずいらっしゃったのですね。

    確かに、「体を小さく押し込めるような使い方」をしていました。
    これは、舞台の世界では異質だと思います。
    舞台演劇においては、「体を開放」することが基本とされているような気がします。
    無駄な力を抜いて、柔軟性を求める。
    そうしないと劇場の後ろまで届く声が出ませんし・・・。

    しかし、「金閣寺」の森田さんは全く逆でした。
    いつも体のどこかに力が入っていて、エネルギーを内へ内へと貯め込んでいる。
    貯め込んだエネルギーに内側から突き刺されているような。
    それが、「痛いような、重苦しいものをずっと感じた」という感覚につながるのでしょう。

    溝口を見ているのが辛い
    辛いけれど目が離せない
    それは、その辛さと通じる何かを
    自分の中に見ているいるからだと思います。

    あれだけ、体に力が入っている(様に見える)割には、声もしっかり出ていましたし、
    後ろの方までしっかりと聞こえていました。
    時折、滑舌が気になるところはありましたが・・・。

    双眼鏡で確認したところ、マイクは装着していました。

    >この2つの時点では、V6のコンサートで歌って踊っている最中に、他メンバーとの身長差を余り感じさせない森田さんの本来の体の使い方をしているのではないかと思っています。
     つまり、舞台の最後の場面は、本来の森田さんの体の使い方にかなり近い状態(伸びやかな状態)に戻して演じていたのではないかなと、勝手に推測しています。歪める(+縮める)と伸びやか、この両極端な体の使い方を、恐らく使い分けているだろうこと自体が凄いなと、ぽん様の書かれた感想から、勝手に解釈して思ってしまいました。

    おっしゃる通りです。
    踊っている時の森田さんは、大きく見える。
    もともと体は堅い人です。
    (「金閣寺」稽古の柔軟でもその体の堅さが露見したらしく、
    囲みインタビューで亜門さんがそのことをおっしゃっていた記憶があります。)
    それなのに、どうして踊る時は、あんなにもしなやかなのか・・・。
    不思議です。
    腕や脚がぐ~んと伸びるように見える時があります。

    クライマックス
    押し込めて押し込めて押し込め尽くしたエネルギーが、
    扉の鍵が開いたとたんに、一斉に外界に放出される
    そのエネルギーが観客を巻き込み、カタルシスへと導く
    そんな劇的な変化を生みだしているのは
    森田さんの「不思議」な身体能力かもしれません。


    さて、リクエストにお答えして

    さすが森田剛、美しさは隠せないわねポイントです。

    この作品で溝口は学生服姿です。
    白いシャツに黒い細身のズボン。
    大学に入った時は上に学ランを羽織ります。

    もちろん、腰パンではありません。
    シャツはしっかり「IN」です。

    そういう姿を見ると、
    あらためて
    「剛くん、やっぱり脚が長い」と実感します。

    溝口が寺で修行をしている様子の描写のところで、おもしろい演出をしていました。
    来る日も来る日も同じことの繰り返しの毎日
    (起床して→新聞を届けて→食事して→お経を読んで→掃除して・・・)
    それを、お教と木魚のリズミカルな調べに乗せて、
    機械人形のように表現するのです。

    溝口と柏木も含め8人が
    まるでダンスのようにくるくる変わるフォーメーションで動きます。
    他者となじめない溝口は皆とは微妙にテンポがずれたりもします。

    複雑に入り組んだフォーメーションの中で、他の方々と同じように動いていても、
    森田さんの足さばき、体の使い方は、ひと際美しいのです。

    物語の本筋を外れて、ちょっとうっとりしてしまいました。

    もちろん溝口の疎外感も見逃してはいませんでしたよ。


    もうひとつは「目の美しさ」です。

    劇中のセリフでも、溝口が女性から
    「あなたもきれいな目をしている」と言われるところがありますが、

    森田さんの最大の魅力も、あの黒目が大きい目だと思います。
    輝いているんですよ、目が。

    しかも力のある輝きです。
    もがき苦しみながらも輝く目を持つ人は、そうそういないですね。

    美しいです。



    いろいろ書き連ねましたが、
    あれも、これも「ファンのたわごと」と言われれば、それまでです。


    ご参考になりましたでしょうか?


    今日はもう出勤の時間になりましたので、
    「金閣寺」の作品についての感想は、また後日書かせていただきます。

    そうこうしているうちに、次の「ZORRO」に突入しそうな予感もしますが・・・。


     
    Date: 2011.02.02 Category: 金閣寺  Comments (2) Trackbacks (0)

    この記事へのコメント:

    ぽん

    Date2011.02.07 (月) 07:54:05

    >TRISTAR777様

    コメントありがとうございました。

    私の記事がお役に立てたこと、幸いです。
    背中を押した者としては、責任重大ですが、
    森田さんは必ずや期待にこたえてくれるという自信もあります。

    教えていただいた理論
    少しですが、のぞかせていただきました。

    進化から読み解く背骨の役割と可能性

    >ただし、森田さんに限って言えば、踊ってる状態を見ると、物凄く柔らかいパーツがあるんです。それは背骨周りです。

    > そして、背骨を鞭の様に、背骨周りの筋肉を柔らかく使うことを可能にしている森田さんの最大の特徴が「脱力」だと私は思っています。

    これを読み、森田さんの体の使い方について、常々不思議に感じていたことへの答えとして大変納得しました。
    そして、思い出したことがあります。

    例の友人がカミセンコンサート(2009年)のパンフレットを見せてくれた時のこと。
    横から撮影した一人一人の写真がありました。
    私はこのパンフレットを買っていないので、今確認することはできませんが、
    その写真の森田さんの背中から首にかけてのラインがとても美しかったのです。
    友人が「きれいだ」と絶賛していました。

    私もその写真を見て、
    「こんなに姿勢の良い人だったのだ・・・」
    と、新たな一面を発見した驚きを覚えました。

    坂本さんは体が柔らかいというのはファンの中では定説です。
    「カエル並みの股関節を持つ男」とも言われています。
    坂本さんのしなやかなダンスを生んでいるのは、
    このような関節の柔らかさだと思っていましたが、
    しなやかさを生むのは、それだけではないのですね。

    以前三宅さんが雑誌のインタビューで
    「筋肉が付き過ぎると、しなやかなダンスができなくなる」という趣旨のことを述べていた記憶があります。
    (またしても曖昧な記憶で申し訳ありません。)

    森田さんは細いので、「筋肉なんかどこについているの?」と思われがちですが、
    脱力によって背骨を自在に動かすやわらかな筋肉を持っているのですね。

    ますます森田さんの背骨から目が離せなくなりそうです。(笑)


    私がこのグループにはまったのは

    職人好きの私が、彼らのパフォーマンスに「職人魂」を見たこと

    そして、彼らが「生のステージで一層の輝きを増す存在」であることです。

    DVD等の映像は、有能な映像スタッフにより質の良いものを提供してもらってはいますが、
    しかし、それでも彼らの魅力の10分の1も伝えきれない限界があります。

    彼らは生で見るに限ります。

    たまには、私たちのようなあほうに踊らされてみるのも、一興です。


    TRISTAR777様の感想を楽しみにお待ちしています。

    感想をうかがいに、またそちらにもおじゃまさせていただきます。

    TRISTAR777

    Date2011.02.07 (月) 00:15:27

    ぽん様、今晩は。
     過分なお言葉をいただいてしまったと思います。ぽん様のお友達がどなたか分かったと思います。

    > 切り口の新鮮さと洞察の深さに
    多分私のものの見方は、身体の使い方という部分にウエイトを置いているので、アイドルについて語るブログの中では目新しい感じはすると思います。でもこれ以外の切り口(道具)は持っていないので、見慣れてくればワンパターンなのが分かると思います。
    > 踊っている時の森田さんは、大きく見える。
    > もともと体は堅い人です。
    > (「金閣寺」稽古の柔軟でもその体の堅さが露見したらしく、
    柔軟シーンを見たことは無いのですが、別番組で見た時カミセンはトニセンに比べてからだが硬めの印象を受けます。ただし、森田さんに限って言えば、踊ってる状態を見ると、物凄く柔らかいパーツがあるんです。それは背骨周りです。
     柔軟ストレッチ等で、見た目が柔らかい硬いの印象に繋がり易いのは大きな関節である股関節や肩関節(肩甲骨辺りまで含む)です。でもこれらは骨数が少ないので、ここだけが幾ら柔らかくてもしなやかな「動き」にはならないのです。寧ろ、細かい骨が沢山集まっている背骨周り、ここの筋肉を柔らかく使えなければしなやかさは出てきません。大きな1つの骨で構成されているパーツは決して曲がりませんが、細かい複数の骨で構成されている背中は鞭のようにしなる動きが可能だからです。
     そして、背骨を鞭の様に、背骨周りの筋肉を柔らかく使うことを可能にしている森田さんの最大の特徴が「脱力」だと私は思っています。
    その理由等詳細は、当方の名前のところにその理由としたURLを張っておきます。とある運動学者のHPですが、多分、かなり興味深いと思います。私が身体動作を見る際に、ベースにしている人(理論?)でもあります。
    > 腕や脚がぐ~んと伸びるように見える時があります。
    もし、伸びるように見える理由にも興味があるのであれば、上記HPにそれに関係しそうな事も、そのものズバリではないですが、書かれています。

    > さすが森田剛、美しさは隠せないわねポイント
    ここもありがとうございました。
    > ご参考になりましたでしょうか?
    それはもう、とてもとても、です。
     前エントリーを見てコメントをさせていただいてから、都合のよい日のチケットがあるかどうかをネットで探していました。結果、チケットが出回っている事は分かったので、どのクラスの席にしようか悩んでいました。そんな時に、このエントリーを読ませていただきました。
    > そのエネルギーが観客を巻き込み、カタルシスへと導く
    > そんな劇的な変化を生みだしているのは
    > 森田さんの「不思議」な身体能力かもしれません。
     実は、前回コメントを書きながら私もこれを考えていましたが、実際に観劇していないのでそこまで書けませんでした。でも、実際に観劇されたぽん様が「かもしれない」と思われたのならば、そうである可能性はとてもありそうだと思い、悩んでいた席は可能な限り良い席で入手手続きしました。
     多分、今回私が見に行く目的は邪道です。舞台「金閣寺」ではなく、溝口を演じる森田剛さんの「身体意識(能力)」を観に(感じに)行く、です。ただし、そう簡単に感じ取れるかどうかは不明ですが。
     余談ですが、前述の運動学者の理論で行くと、カタルシスへ導くのは『「不思議」な身体能力』でもなく、人が持つ能力としてありえることとして説明されると思います。

     ぽん様のお友達には、別の場所でゾロ舞台への好奇心を強く植えつけられました。
     そして、ぽん様の
    > 「これを見逃したなんて、一生の不覚」と地団駄踏みました。
    この一言は、森田さんのDVDではない生の演技についての好奇心を強く植えつけられました。なにやらお二人にはまんまと踊らされたような気もしますが、お二人がお友達だったというのはGOサインだと思い、今回はこのまま突き進みそうです。
     最後になりましたが、本当にありがとうございました。長々とお邪魔しました。

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    ぽん

    Author:ぽん
    V6(ファンになって14年目)と
    ウルトラ(ファンになって49年)と
    ディズニーリゾート
    (足を運び始めて22年)
    様々なジャンルの舞台(はまって50年)から、
    日々の活力をもらっています。

    これらに共通するのは、「イマジネーションを喚起する一期一会の出会い」があることです。

    いくつになっても、自らのイマジネーションの泉を枯らさないために、ブログを書いています。

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