人の良い野心とクレバーな野心

    WOWOWで録画した「正しい教室」
    本日やっと観ることができました。

    なかなか、面白かったです。

    チケットを取ろうかどうしようか迷って
    日程的、経済的理由であきらめた作品。

    劇場でもらったチラシを見て
    「木の上の軍隊」で注目した蓬莱さんの作・演出
    プリンス主演のストレートプレイ
    ということで、
    どんなもんかなぁ・・・と興味がわきました。

    蓬莱さんのホンは「ブエノスアイレス午前零時」で
    「あれれ?」
    若干カクンとなったのですが、
    「いや、あれは、原作アリのものだし、もっと観ないと彼の真価はわからないぞ」
    と、思っておりました。

    前半は「あれ、こんな感じ?観に行かなくて正解だった?」と感じる瞬間もありましたが、
    (その主な要因は、登場人物と私の世代が違うため、
    彼らの会話における独特のことばづかいに違和感を感じてしまったこと)
    後半核心部分に踏み込んでいくと、ぐぐっと緊張感が増して、引き込まれました。

    蓬莱さんの作品って、独特の「ざらっと感」があって、魅力的です。

    フィクション性よりも、ドキュメンタリー性が強いので、
    (「ブエノスアイレス・・・」はちょっと違うテイストでしたが)
    自分の日常世界と違うと、逆に入り込みにくい。
    思いっきりフィクションの方が、感情移入しやすいものです。
    入り込みにくいということは、逆に客観的に観られるということ。
    今思うと、「ブエノスアイレス午前零時」で私が入り込めなかったのは、
    蓬莱さんの狙いに私がはまってしまったのかもしれません。

    番組の後で、蓬莱さんとプリンスの対談がありました。

    トニー賞LIVEの時もそうですが、
    プリンスはトークもお上手です。
    どこかの誰かさんと違って・・・ゴホゴホ

    いつも感じるのは「クレバーな人なんだな」ということです。

    そして、舞台にかける情熱に満ちている。
    ミュージカルだけでなく、こまつ座、ニーナ作品など様々なジャンルに挑戦して、
    確実に腕を上げている。
    しかも、ブロードウェー進出への意欲も隠さない。

    まさに、クレバーな野心を持った人です。

    一方、今年44歳の方はいかがでしょうか?
    最近、ちょっと舞台への意欲を見せる発言をしていますが、
    実態が伴っていないと、辛いですね。
    本人もファンも。
    (本人は、別に辛くないのかな・・・)

    何よりも大切なのは、場数なのに。

    所属事務所が所属事務所だけに、使いづらさは否めない。

    本人の責任じゃないですよね。

    さかなくんを思わせる目をきらきら輝かせて、
    舞台について語りながら、クレバーな野心を垣間見せるプリンスを
    ぼんやり眺めながら思い出したのは、「フットルース」再演の頃の坂本さんでした。

    「真夜中の王国」というNHKの番組に出演した時の彼は、
    本当に輝く瞳をしていました。

    クッションを胸に抱いて、ミュージカルの魅力と未来の希望を語る彼からは、
    人柄の良さがにじみ出ていました。
    その時の彼を表すとすれば、人の良い野心

    坂本さん、今でも野心はありますか?
    人柄の良さに包まれた伸びやかな野心は、あなたの最大の魅力です。
    ・・・いや、魅力でした。

    今、その野心が、私には見えません。
    「人柄が良い」ということと、「お人良し」とは、意味が違います。

    もっと、ガツガツしても良いんじゃないですか?
    今が、最後のチャンスかもしれませんよ。
    Date: 2015.07.10 Category: ミュージカル・演劇・映画  Comments (2) Trackbacks (0)

    この記事へのコメント:

    -

    Date2015.07.17 (金) 17:25:41

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    Date2015.07.17 (金) 17:02:21

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