「うかうか三十、ちょろちょろ四十」

    「ドレッサー」のチケットが取れないぽんです。

    先行も、2次先行も振られ
    一般発売日は仕事だったので、出遅れ
    仕事から帰宅したら、もうどこも完売

    WOWOWで放送されるのを待とう



    今日は紀伊國屋サザンシアターで
    こまつ座第99回公演
    井上ひさし・作
    鵜山仁・演出
    「うかうか三十、ちょろちょろ四十」
    を観てまいりました。

    ほのぼのとした民話劇かと思いきや
    いやいや、流石は井上ひさしさん

    ブラックユーモアも盛り込みつつ
    様々な解釈ができる多角的な作品になっていました。

    ちょっと不条理劇のような雰囲気も漂わせつつ
    あっけなく終わる突然の幕切れ

    「え、これで終わり」と思った瞬間に
    胸のそこからぐわぐわぐわっと何かが湧き上がってくる。
    涙まで出てくる。
    でも、なぜ泣けてしまうのか皆目わからない。

    これまでに経験したことがない感覚でした。

    普通お芝居を観て泣く時って、じわじわとくるので
    「あぁ、私泣くな」って予想ができるのですが、
    今日は全くの予想外。
    その感情は突然やってきました。

    東北のとある村のお話
    殿様がちかという娘に一目ぼれし、振られるまでが描かれるプロローグ
    その9年後のできごと
    それからまた9年後のエピローグ
    の三部構成(場面はいずれも春、桜の頃)

    休憩無しの1幕 約1時間半の短い作品ですが、
    そこに込められているものは、実に深く濃い

    貧しいながらも前向きで芯のある娘を演じた福田沙紀さん
    初めて舞台を拝見しましたが、よく通るきれいな声でした。

    殿様を演じた藤井隆さん
    三谷版「桜の園」に次ぎ、藤井さんを舞台で拝見するのは2回目です。

    無意識の善と悪
    そんな不思議な雰囲気をとても魅力的に表現していました。
    笑いの「間」は流石

    脇を固める方々も、安定感の中に、挑戦の意欲も見せてくださいました。

    美しい桜の木に囲まれた貧しいちかの住まい
    それが、回転するだけの舞台転換
    しかし、その様相が少しずつ変化して、最後は・・・

    演劇好きとしては、演劇的手法にキュンキュンします。

    これが、井上さん24歳の作品とは
    24歳でこれ書いちゃうかぁ・・・。

    やっぱり才能がある人は違うんだな。

    上演されることのなかった幻のデビュー作ということですが、
    上演が実現して、本当に良かったと思います。

    東京は6月2日まで。

    山形公演、大阪公演もあります。
    Date: 2013.05.14 Category: ミュージカル・演劇・映画  Comments (0) Trackbacks (0)

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    ウルトラ(ファンになって49年)と
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    (足を運び始めて22年)
    様々なジャンルの舞台(はまって50年)から、
    日々の活力をもらっています。

    これらに共通するのは、「イマジネーションを喚起する一期一会の出会い」があることです。

    いくつになっても、自らのイマジネーションの泉を枯らさないために、ブログを書いています。

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