三谷版『桜の園』

    SMAP&TOKIOファンの友人に会って
    開口一番「坂本くんTVに出てたねっ」と言われました。

    TVに出ていただけで、トピックスになる坂本昌行さん

    SMAP&TOKIOの場合は、出てて当たり前ですが、
    Vの場合(除く快くん)はそうはいきません。

    私が
    「いや~、TVドラマは苦手だから、出なくて良いよ。
    観ててドキドキして、音消したくなっちゃうもん。」
    と応えると
    友人は
    「そんなこと無いよ。ちゃんとしてたよ。
    それに、41歳には見えないよ。
    シュッとしててカッコいいし・・・」
    と言ってくれました。

    やさしい・・・・



    しかし、やっぱり生が観たい。

    夏コンが夢と消えた今、
    悔し紛れに、特撮に燃える夏にしようと画策中です。

    「館長庵野秀明 特撮博物館」のチケットも購入しましたし
    会場で先行発売されるDVD-BOX「円谷特殊技術研究所」も買っちゃもんね。
    ついでに、WOWOWで放送される「ウルトラマン」ハイビジョンリマスター版も
    全話録画しちゃうんだからっ

    私が特撮にのめり込む前に、お願いだから新曲カモン


    さて、パルコ劇場で三谷版「桜の園」を観て来ました。

    なかなかの意欲作でした。
    久々のチェーホフ
    堪能できました。

    帰宅して自宅本棚の「桜の園」の文庫本を引っ張り出して、ビックリ

    うん十年振りにページを開いてみたら、紙が茶色に変色しました。


    「桜の園」を喜劇として上演するというのは、まっとうな試みだと思います。
    時代の流れについていけない貴族の、のほほ~んとした、悪意のない世間知らずっぷりは
    喜劇以外の何ものでありましょうか。

    若かりし頃に、シリアスな「桜の園」を観ていたので、
    いろいろな期待で胸を膨らませつつ出かけました。
    前説も楽しかったですし、新たな翻訳と役者さんの絶妙な間を活かした演技で、
    たくさん笑わせていただきました。
    でも、最後はやっぱり泣いちゃいました。

    期待以上だった方は、

    ワーリャの神野三鈴さん
    ロパーヒンの市川しんぺーさん
    フィールスの江幡高志さん

    若い頃は「何故、ロパーヒンはワーリャに結婚を申し込めなかったのだろう
    って言うか、何で申し込まないのっ」ともんもんとしていました。
    当時は理解できなかった、ロパーヒンの心情が、
    今回は、神野さん、市川さんのおかげで、とても良く理解できました。

    また、ロパーヒンのラネーフスカヤへの敬愛とそれゆえの苦悩が、
    しんぺーさんの素朴な人物描写で、切々と伝わって来て、
    ロパーヒンをギュッと抱きしめてあげたい気持ちになりました。

    江幡さんも素晴らしかった。

    フィールスの最後のセリフ
    私が持っている神西清さん訳版は
    「このできそこねぇめが」ですが、
    三谷版は
    「この未熟者めが」になっていました。

    なるほど
    と、思いました。

    この方が、しっくり来ますね。


    期待通り(イメージ通り)だった方は、

    ラネーフスカヤの浅丘ルリ子さん
    ガーエフ藤木孝さん
    トロフィーモフの藤井隆さん
    ドゥニャーシャの瀬戸カトリーヌさん

    ことに、浅丘さん
    登場しただけで、ぱあっと場の雰囲気が変わります。
    姿勢もすっとしていて美しい。
    身のこなしも優雅そのもの。

    今回は大和田さんのところでチケットを取っていただき、
    とても良いお席で観ることができました。

    大和田さんは、相変わらずの良く通る美しい声で、
    無邪気で明るいアーニャを演じていらっしゃいました。
    過去に生きるラネーフスカヤとは、対照的に未来を見つめるアーニャ
    ことに大切なのは3場ラストのアーニャのセリフですが、
    ここはちょっとイメージと違いました。
    う~ん、もう少し深めて欲しかった。

    大和田さんの演技というより、三谷さんと私の解釈が違っていたのかもしれません。

    パルコ劇場は初めてでしたが、小ぢんまりとした良い劇場ですね。

    客層が、坂本さんの舞台とも、井上ひさしさん作品の舞台とも違っていました。

    パンフレットを買っている方が、思ったより少ない印象を受けました。

    坂本さん舞台の場合、パンフレットは買うのが当たり前
    パンフレット売り場には、長蛇の列ができて当たり前
    と思ってしまいますが・・・。

    嗚呼、劇場で坂本さんに逢いたい。

    とどのつまり、行きつくところはそこです。


    ええ、この・・・未熟者めが!・・・
    (横になったまま、身じろぎもしない)

    はるか遠くで、タップを踏む音がきこえる。

    ― 幕 ―
    Date: 2012.06.27 Category: ミュージカル・演劇・映画  Comments (0) Trackbacks (0)

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    V6(ファンになって14年目)と
    ウルトラ(ファンになって49年)と
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    (足を運び始めて22年)
    様々なジャンルの舞台(はまって50年)から、
    日々の活力をもらっています。

    これらに共通するのは、「イマジネーションを喚起する一期一会の出会い」があることです。

    いくつになっても、自らのイマジネーションの泉を枯らさないために、ブログを書いています。

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